魔法のような営業方法はなく、人を育て会社を育てるのには泥臭い営業も必要ではないかと言いました。泥臭い営業として選んだのは「飛び込み営業」です。ご存知の通り、飛び込み営業が効率的でも、とっておきの営業でもなんでもありません。ではなぜ飛び込み営業を選んだのかと言いますと、難しくて非効率だからです。難しきて非効率の飛び込み営業をいかに効率的に行う事が出来るかを考えたいからです。これ程嫌われる営業方法を極めれば、間違いなく人は成長するでしょう! そんな人が会社に居れば、間違いなく会社は伸びて行くでしょう!話を元に戻しましょう。飛び込み営業をいかに効率的に行うかを考えた時、まずは「断られ方」に注目しましょうと言いました。例えば、「もう決まった業者がいるから」という、お決まりの断り方。この便利な(?)言葉に何度ヘコんだ事か。。。要は、先に入り込んだ方が勝ちという事ではないでしょうか。一番乗りで営業出来れば、上記の便利な言葉で担当者はガードしてくれるのです。だから一番乗りで飛び込み営業できれば、闇雲に飛び込むよりは効率的ではないか? というお話を前回にしました。「一番乗りで営業に行く事は可能なのでしょうか?」本日はこれを考えたいと思います。結局のところ、どこに営業をかけるのも一番乗りが良い!私は、この結論に行き着きました。ただし、それが一番正しいとは言いません。独自の方法で、たくさんのお客さんをゲットしている方もいらっしゃるでしょうから、この方法を押し付けるわけではありませんので、そこはご理解いただきたいです。私が一番乗りで営業に行く為に行っている方法は、とにかく「情報」を集める事です。営業は「情報力」によって決まるといっても過言ではありません。この「情報」を駆使して、一番乗りを狙うんですね。情報にはいろいろなツールがあります。インターネットはもちろん、フリーの情報誌、コネなんかもツールの一つに含まれるでしょう。狙うターゲットによってはツールも変わってきます。例えば、新しく出来る大型の物流倉庫などは、インターネットの情報が早いし確実でしょう。企業もプレスリリースするでしょうし、ニュースサイトでも取り上げられます。比較的、簡単に情報を得る事が出来るでしょう。逆に、小規模なピッキングする倉庫ならば、求人情報誌を見れば情報は出ています。「オープニングスタッフ募集!」という感じですね。オープニングスタッフなのですから、そこに新規で倉庫や会社ができるということが分ると思います。私はそういった情報を基に営業活動をしています。とにかく、「情報武装」することです。営業は「情報戦」ですので、より多くの情報を得られる者が有利です。たくさんの情報があれば、一番乗りで飛び込む事も可能でしょう。飛び込み営業をしていれば、情報の大切さを実感します。「ここに倉庫が出来ると分っていれば、一番乗りで営業が出来るのに。。」そういうことです。未来の事が分れば、それに応じた対策を打つ事が出来る。未来のことを知るには、情報を掻き集めるしかない!たくさんの情報を集めて情報武装すること。情報を持っている人には、たくさんの人が集まってきます。人が集まれば、また多くの情報を得る事が出来ます。後は営業トークの問題でしょうか(笑)。(了)