前編では、考えたアイデアや本を読んで実行する場合、それを具現化できない理由として、「行動が伴わないため」ということを書きました。ですが、この理由は本当の理由ではない。実は、具現化できない理由には、2つのパターンがあると書きました。今回は、その2つのパターンを考えてみましょう。2つのパターンの内、1つ目は前回に書いたように、「行動が伴わない」理由です。では、もう1つのパターンは何でしょうか?下にまとめてみました。 1、行動を伴わない結果としての出来ない 2、能力が伴わないために出来ない2つ目であげたように、具現化するというのは、「その人の能力」でもあるのです。アイデアを具現化するには、「具現化する能力」が必要なのです。ほとんどの場合は行動を伴わない事によるでしょうが、私は、能力の部分も結構な割合を占めていると思っています。厳しい言い方ですが、具現化できないというのは、「行動しない」のではなく、「能力がない」のでしょう。これは自分自身のことも含め、そのように考えておく方が良い。自分自身を甘やかないためにも、それを肝に銘じておく方が良い。「時間が無くて実行する暇がない」と言っている人は、間違いなく能力がない。自身能力を問われてしまう上に、私は能力がございませんと宣言しているようなものだ。私もそういう言い訳はしないように気を付けています。要するに、具現化できないというのは時間が無いんじゃなくて、「能力がない」から具現化できないのです。そのアイデアを形する能力が無い。具現化するのは難しい!私も、アイデアは思いつくが、それを具現化するのは本当に難しい。行動を起こすことは非常に労力もいるし、頭を使う。しかも、アイデアが大きくなればなるほど、どうやって進めて行けば良いのか分らない。このように、具現化できない = 能力がないと結論付けましたが、ではそこで終わりなのでしょうか?それは違います。「能力」なのですから、それは伸ばすことが出来るはず!ではどうやってその能力を伸ばすのか?次回はそこを考えて行きましょう。